経営に活かす決算分析の進め方実践塾
戦略的計画的経営を目指す社会福祉法人の
経営に活かす決算分析の進め方実践塾
講座内容
当講座は、決算分析の方法の理解と、数十件の決算データとの比較を通して自施設の位置づけを認識します。今後の経営に活かす方向性を自法人で分析し、経営計画策定に活かす方法を解説します。
1.経営に管理会計の考え方を導入するメリット
(1)制度会計と管理会計の目的別性格
(2)管理会計の基本フォーマット例
(3)一般企業における管理会計導入によるメリット
(4)決算分析における管理会計の役割
2.管理会計導入の具体的ステップ
(1)導入目的の明確化と勘定科目体系の整備と整理
(2)会計数値を裏打ちする利用者稼働実績数値の把握
(3)変動費科目と固定費科目の整理方法
(4)自施設にマッチした管理会計システムの導入を図るポイント
3.決算分析でつかむべき実数値と趨勢値
(1)施設の収益構造を明らかにする収益性分析の進め方
(2)職員・総資産の生産活動の効率性をみる生産性分析の進め方
(3)法人の財政状態の健全性を明らかにする健全性分析の進め方
(4)次代を担う施設の将来性を占う成長性分析の進め方
(5)経営の余裕度をみる損益分岐点分析の進め方
(6)制度会計上は現れない要介護度と稼働率の分析方法
4.決算資料分析の方法と統計比較による法人の位置づけ
(1)直近年度施設経営の概況統計
(2)自法人と統計データを比較することにより把握できること
(3)サンプル実習により理解を深める
(4)決算分析と併用して効果を生む定点分析の種類
5.決算分析を経営計画策定に活かす方法
(1)従来型予算と経営計画の違い
(2)経営計画策定のステップと目標数値の設定方法
(3)経営計画策定と業績管理システム策定のポイント
(4)今後は検討して欲しい利益配分の考え方